「ブラッシングすると血が出る」「歯茎が腫れている」それは歯周病の症状かもしれません。歯周病は、歯茎の腫れ・炎症から始まって、放っておくとどんどん進行して、歯を支える顎の骨を溶かしていきます。そして歯が抜け落ちてしまうことにもつながる、歯周病菌による感染症です。歯周病も虫歯同様、かかってしまったら早期発見・早期治療が大切です。気になる症状がありましたら、お早めに菊名駅西口より徒歩2分の歯医者クニオデンタルクリニックにご相談ください。
歯周病は生活習慣病の一つと考えられています。次のような生活習慣がある方は歯周病にかかるリスクが高いといえますので注意しましょう。
タバコを吸う | 間食が多い | よく噛まない | ストレスが多い |
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タバコの煙には歯周病のリスクを高める成分が含まれています | 食べ物が長時間口の中にあるので、歯周病菌が繁殖しやすくなります | あまり噛まないと、お口の自浄作用がある唾液の分泌が促されません | 免疫力が低下するので歯周病を含む感染症にかかりやすくなります |
歯周病はお口の中だけの病気ではありません。最近では全身の健康との関連性も指摘されています。全身の健康維持のためにも歯周病治療は大切だといえます。
心疾患 | 肺炎 | 糖尿病 | 早産・低体重児出産 |
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歯周病菌が血管に入り込むと血栓ができやすくなるため、動脈硬化などのほか、心臓の病気(心筋梗塞、狭心症など)を招くことがあります | 唾液に含まれている歯周病菌が、誤嚥(ごえん)によって気管から肺に入り込み、肺炎を引き起こすことがあります | 糖尿病と歯周病には密接な関係がみられ、互いの病気の症状の悪化(または改善)を誘発することがあると報告されています | 歯周病菌が子宮の筋肉に影響を与えてしまうことにより、早産や低体重児出産を引き起こすことがあります |
歯周病は初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。そのため気づかないうちに進行していってしまいます。日本の成人の約8割が歯周病またはその予備軍といわれるほど蔓延している病気です。あなたの歯周病リスクを一度チェックしてみてください。
症状 | 処置・治療 | |
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ブラッシング指導 | スケーリング | |
歯茎に軽い炎症が起こり始め、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)が少し深くなります。ブラッシングのときに出血することもありますが、痛みはまだありません。 | 一人ひとりのお口の状態に合わせて、お口の汚れを効果的に落とし、歯周病を予防するためのブラッシング方法を指導します。 | 「スケーラー」という歯科専用の器具を使い、毎日のブラッシングではなかなか落とせないプラークや歯石を除去します。 |
症状 | 処置・治療 | |
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ルートプレーニング | フラップ手術 | |
炎症が進行し歯を支える顎の骨にまで達した状態です。歯がグラつき始め、歯茎からの出血が見られ、歯が浮く感じや口臭も現れます。 | スケーリングで除去しきれない歯茎の深い部分に付着するプラークや歯石を「キュレット」という器具で取り除き、仕上げに表面をなめらかにします。 | 局所麻酔をして歯肉を切開し、歯周ポケットの奥深くに付着しているプラークや歯石そして感染部位を除去して歯肉を縫合します。 |
症状 | 処置・治療 | |
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GTR法 | エムドゲイン法 | |
歯を支える顎の骨の半分以上が溶けた状態で、歯茎が下がって歯がグラつき、膿が出て、痛みや口臭がきつくなります。さらに悪化すると、歯が抜け落ちることもあります。 | 歯肉を切開し感染部位を除去したあと、「メンブレン」という特殊な膜を挿入してスペースを確保し、歯周組織の再生を促します。この膜は再生後に取り除きます。 | GTR法同様、歯周組織再生法の一つで、「エムドゲインゲル」という歯周組織再生誘導剤を注入することでスペースを確保し、歯周組織の再生を促します。 場合により天然の骨補填材を併用します。 |
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