お子さまの歯が気になる方へ
2022.01.08
乳歯から永久歯へと生え変わっていく子どもの歯……成長期の子どもにとって、正しい歯並びや噛み合わせを持つことはとても重要な意味があるのです。
歯並びが乱れていると、虫歯のリスクが高まります。また、正しい噛み合わせができていないと、食べものをきちんと噛み砕くことができず、十分な栄養が摂れません。さらには、お子さまが大きくなった時、自分の歯にコンプレックスを持ってしまう可能性もあります。
もし、お子さまの歯に何か気になることがある場合、適切な時期に適切な治療を行ってあげることが、将来的にとても大切です。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
矯正を始める時期、タイミング
第一期治療
乳歯から永久歯に生え変わり始めてから、永久歯が揃うまでの6歳~12歳頃に行う治療です。骨格的な原因による噛み合わせの乱れや、顎の骨のズレなどを治療します。永久歯がきれいに並ぶスペースがないお子さまの場合、顎の骨を広げる治療も行います。
第二期治療
永久歯が生え揃ったあとに行う治療です。
大人と同様、ワイヤーブラケットという装置を使って、正しい歯並び、噛み合わせに矯正していきます。
小児矯正のメリット
美しい歯が手に入る
乳歯から永久歯への生え変わりの時期に矯正を始めることで、顎など骨格的な治療から始められるため、より美しい歯が実現します。
顔・表情のゆがみを軽減できる
永久歯への生え変わりの時期は、まさに顎の骨の成長期です。この時期に噛み合わせが正しくできていないと、顎の骨の形成に影響を及ぼし、顔の輪郭がゆがんでしまうこともあります。早期に正しく矯正することで、顔のゆがみを防げる可能性が高まります。
虫歯にかかりにくくなる
歯並びが乱れている場合、歯ブラシが届かずに磨き残しとなる場所ができ、虫歯の原因となることがあります。早期に正しい歯並びにすることで、虫歯リスクを軽減できます。
歯を抜かなくてよい
大人になってからの矯正治療では、正しく歯が並ぶためのスペースが足りない場合、抜歯をすることがあります。しかし、顎の骨の成長期である子どものうちであれば、骨格的な治療を含めた矯正を受けることができ、抜歯の可能性が低くなります。