【マタニティ歯科】についてのご紹介
2022.01.13
【マタニティ歯科】についてのご紹介
妊娠中は、歯医者での治療を受けられない……とお思いになっている妊婦さんが多いようです。
妊娠中は、心も身体もそれまでとは異なる状態です。
ホルモンバランスも変わり、虫歯や歯周病などお口のトラブルを招きやすくなります。
こちらでは、「妊娠中のお口のトラブルはどうしたらいいの?」「出産前に一度検診を受けたい……」「治療のときの麻酔やお薬、レントゲンは赤ちゃんに影響ないの?」といった妊婦さんの不安にお答えします。生まれてくる赤ちゃんのためにもぜひ一度マタニティ歯科を受診しましょう。
◎安心してマタニティ歯科を受診するために知っておくべき5つのポイント
≪ポイント1≫治療を受けられる時期
妊娠中期(5~8ヶ月目)の安定期であれば、ほとんどの方が治療を受けられます。
≪ポイント2≫レントゲンの影響は?
歯科用のレントゲンは放射線量が極少量です。また、口元の撮影はお腹とも離れており、防護エプロンも着用するので、妊婦さんも安心してお受けいただけます。
≪ポイント3≫麻酔を受けて大丈夫?
歯科治療のための麻酔は、患部に施す局所麻酔です。妊婦さんのために使用量にも配慮するのでご安心ください。
≪ポイント4≫お薬は処方されますか?
妊婦さんには原則、お薬は処方も治療時の投薬も行いません。痛みが強かったり、症状を放置したりすると赤ちゃんに影響が及ぶ可能性がある場合には、産婦人科のドクターと相談して使用することがあります。
≪ポイント5≫問診票にはしっかりとくわしく記入する
妊娠何ヶ月(何週目)か、気になる症状、治療についての要望、心配事などはくわしく記入しましょう。
■治療時期
◎初期:1~4ヶ月
安定期に入る前で、妊婦さんの状態はとても不安定です。つわりが原因で嘔吐反射などもある時期なので、緊急のトラブル以外は治療を控えましょう。
◎中期:5~8ヶ月
安定期です。つわりも治まり歯科治療に適した時期ですので、トラブルを抱えている方はぜひこの期間に受診しましょう。また、痛みや腫れなどの自覚症状がない方も、出産前に一度歯科検診を受けることをおすすめします。
◎後期:9ヶ月~出産
お腹も大きくなり出産を間近に控えている時期ですので、診察台に乗るのも横になるのも難しいでしょう。緊急のトラブル以外は、この時期より前に治療を終わらせておきましょう。
★まとめ★
当院では、妊婦さんのお口まわりの不安を少しでも払拭できるよう、会話を重視しています。お口のトラブルならどんなことでも構いませんので、くわしくお話し ください。伺った内容をもとに治療はもちろん、わかりやすい言葉でのご説明やアドバイスすることを心がけています。まずは、お気軽にご来院ください。
お待ちしております!